よくある質問

質問5:高血圧の療養を温泉で行いたいと思っています。どのような温泉地でどういった入浴法を行うのがよいのでしょうか?

高血圧の方の温泉地は、気温差の激しい高地や山間などは避けます。気温の差が激しいと、血圧の変動が急に起こるからで、体の一部分が冷えると、血圧は30から50も上昇します。

炭酸泉、硫酸塩泉、硫黄泉がお勧め

高血圧の方は寒冷刺激を避けたほうがよく、また精神的にもリラックスすることが求められます。したがって、平地か海浜の温泉地、または海抜300~800mの樹葉の多い温泉地がよいでしょう。このような温泉地では、副交感神経が優位になって心身ともにリラックスできます。

温泉の泉質では、二酸化炭素泉(炭酸泉)、硫酸塩泉、硫化水素泉(硫黄泉)が特にお勧めです。このほか、マグネシウム・カルシウム炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉)、単純温泉があげられます。また、温まることのできる塩化物泉、放射能泉、酸性泉、鉄泉などもよいでしょう。

高血圧の名湯は「ぬる湯」

高血圧の方は、高温浴(42℃以上)は避けましょう。昔から伝統のある高血圧の名湯は「ぬる湯」です。旅館によっては、「ぬる湯」が設けられています。もしなければ、湯口から離れたぬるめの場所を選びます。

入浴方法としては、すぐに浴槽に入ると血圧が急上昇するので、はじめにかけ湯をし、静かに浴槽につかって、まずお腹くらいまで湯につかる半身浴からはじめましょう。入浴後は、水分を補給して十分に休息を取ってください。

月刊みんかつ 176号より

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