糸魚川キャンパス体験レポート:地域講座「温泉とジオパーク」

会場:姫川温泉 ホテル国富翠泉閣
講師:宮崎 宏先生(フォッサマグナミュージアム)

講座風景

糸魚川市は今年8月22日に世界ジオパークに認定され、現在世界的に注目を浴びている地域です。「世界ジオパーク」とは、「世界遺産」同様にユネスコが支援しており、現在日本では、洞爺湖・有珠山(北海道)、島原半島(長崎県)、そしてここ糸魚川の3ヶ所が“GGN”(世界ジオパークネットワーク)よりジオパークとして認定されました。

今回は、フォッサマグナミュージアムでご活躍の宮崎宏先生に温泉とジオパークの町、糸魚川の魅力について存分に語っていただきました。“ジオ”とは「大地・土地」という意味で、“パーク”は「公園」、つまり“ジオパーク”とは「大地の公園」あるいは「大地の楽園」と考えることができます。

糸魚川ジオパークには24ヶ所ものジオサイトがあり、これらはそれぞれ内容が違っていて個性を持っています。温泉があるジオサイトも数多くあります。
 同じジオサイトでも訪れる季節や天候によって印象が変わります、何度訪れてもその都度、これまでにない姿を見せてくれるでしょう。

●糸魚川ジオパークの特徴

  1. 標高の差(海抜0mから2,766mまで)があること。
  2. 地質学的な大きな境目があること(糸魚川−静岡構造線)。
  3. さまざまなでき方の色々な岩石があること(火成岩、推積岩、変成岩)。
  4. いろいろな時代にできた岩石があること(5億年前から現代まで)。
  5. 人間と大地の深い歴史があること。

● ジオツーリズムの楽しさ

ジオパークを巡る旅。これがジオツーリズムです。より充実したジオツーリズムを楽しむために、次のことを心がけたら良いでしょう。

1. 急がないこと

徒歩や自転車など、ゆっくりした移動方法がお勧めです。ゆっくり移動すればいろいろなものが目に入ってきます。1日に何ヶ所ものジオサイトを見学しようとせずに、じっくり楽しみましょう。糸魚川ジオパークには大糸線や北陸線という味わいのある鉄道があります。鉄道を使ったジオツーリズムもぜひ、お楽しみください。特に大糸線を走る“キハ52”は鉄道ファンに注目されている貴重なディーゼルカーです。昔の国道時代の色に塗り変えられ、郷愁をそそります。糸魚川駅にあるレンガ車庫は97年もの歴史を誇り、全国的にも貴重なものですが、残念ながら新幹線の工事によって現地から消えようとしています。今のうちに脳裏に焼き付け、カメラに収めておきましょう。旅の終わりには糸魚川にあるさまざまな温泉が疲れを癒してくれるはずです。


2. 地質だけではない

ジオツーリズムの対象は地質だけではありません。大地の形、大地の上に生きるものたち、大地の上に人間が築いた文化、産業遺産などがあり、広く楽しみましょう。もちろん、大地の恵みである山の幸、海の幸、お酒、温泉なども必須です。大地と関係なしに存在しているものなどないのですから・・・。


3. いろいろな季節に訪れること

天気の良い日にジオツーリズムはとても快適です。でも、雨の日や雪の日のジオツーリズムも、晴れの日にはない魅力を持っています。雨が降ると雲がかかって山々が水墨画のように見えることがあります。雪が降った直後の綿帽子がのったような木々はネイチャーカメラマンがねらう絶景となっています。夏にはブッシュで行けないようなところも、冬になると雪が積もってスノーシューを履けば容易に入り込めるようになります。夏の日本海はとても穏やかで湖のようですが、冬になると一変して激しい白い波頭が目立ちます。季節ごとに激変する自然、それが糸魚川ジオパークの魅力です。



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