「地元の健康素材を活かした、健康づくりの旅」温泉、食事、運動、環境、地域の健康素材を活かした健康づくり
第1回は特別ゲスト講師に温泉療養学の権威 植田理彦先生、ソウルオリンピックマラソン代表選手の浅井えり子さんを迎え、充実したプログラムでの開講となります!ゲストと一緒に、楽しい健康づくりを体験しましょう。

湖北町は、琵琶湖をはじめ伊吹山系に連なる山々、田園地帯など変化に富んだ豊かな自然環境や景観を有している。また、戦国大名浅井氏の居城や神秘の葛籠尾崎湖底遺跡など歴史文化遺産も多く見られる。

湖北町は、滋賀県の東北部に位置し、東には伊吹山系に連なる小谷山、山田山がそびえ、西には雄大な琵琶湖が広がる。町の中央部を北から南へ流れる高時川流域の西岸には平野がひらけ、潤沃な田園が広がる。気候は、日本海型気候に属し、比較的降雨・降雪日数が多く、冬季は積雪を記録し、また、晩秋期には湖北特有のしぐれがみられ、湖北の風土を形成している。湖北町は、歴史的にも古く、琵琶湖湖底に存在する「葛籠尾崎湖底遺跡」や小谷山に広がる戦国大名浅井氏の居城「小谷城跡」、そして律令制、荘園制のなごりといえる地名が現在でも残っていることからも、その歴史の深さを物語っている。
交通アクセスは、大阪からは鉄道でJR琵琶湖線、北陸本線で河毛駅まで約1時間30分、車で名神高速道~北陸自動車道長浜IC経由、国道8号線で湖北町まで130キロメートルである。また、名古屋からは、鉄道でJR東海道線、北陸本線で河毛駅まで約1時間30分、車で名神高速道~北陸自動車道長浜IC経由、国道8号線で湖北町まで130キロメートルである。
湖北町は、東西に長い町域の中央部を南北に高時川が流れ、琵琶湖、平坦な田園地帯、小谷山や山本山の山地が展開する変化に富んだ自然環境に恵まれたまちである。

琵琶湖
琵琶湖岸一帯にはヨシ群落や湖岸林が繁り、湖岸や山地から美しい景観を望む。また、この辺りはコハクチョウやオオヒシクイなどの水鳥が飛来する貴重な越冬地として知られ、湖岸には湖北野鳥センターや琵琶湖水鳥・湿地センターがあり、水鳥公園では160種2万羽近くの水鳥が確認でき、毎年多くのバードウォッチャーが訪れる。

野田沼緑地公園
湖北町には、また、尾上漁港の近くの野田沼緑地公園、長浜市との境界の早崎内湖ビオトープなどの水辺の自然環境資源がある。

山本山麓の朝日山神社
北陸路と中山道の要衝の地に位置する湖北町には、多くの歴史・文化遺産が伝えられている。
戦国大名浅井氏が小谷山の尾根づたいに築いた麓から約230mの高さにある山城小谷城跡は、琵琶湖と共に湖北町を代表するまちづくり資産となっている。小谷山の一帯は、小谷城の曲輪の遺構や小谷寺、北国脇往還伊部本陣跡の歴史遺産が点在しており、ハイキング客も多く訪れている。
琵琶湖の湖底で見つけられた縄文から平安時代のわたる遺跡は、今日も謎が多く、貴重な考古資料として尾上公民館に保存展示されている。
湖北町には、飯開神社(延勝寺)のおこない踊り、伊豆神社の八朔大祭、幡母衣・青物御輿、山本山朝日神社の放生会、小谷城ふるさとまつりなどの伝統的行事が継承されている。
神社仏閣や水辺と一体となったベンガラで塗られた伝統的集落の景観も、湖北町の魅力の一つとなっている。

丁野木川沿いの
サイクリングロード
湖北町には、琵琶湖、平坦な田園地帯、小谷山などの山地、そして既存の運動施設と変化に富んだ様々な運動環境資源がある。
標高495mの小谷山には次頁にあるようにいくつかのハイキングコースが設けられている。また、山本山には、琵琶湖岸に沿って尾根伝いに賤ヶ岳、余呉湖に至る近江湖の辺の道が通っている。
琵琶湖の湖周道路から小谷寺に至る平坦な田園地帯の、高時川沿いの桜並木や丁野木川沿いのサンシュウ並木、モミジ街道などにはサイクリングロードが整備されている。また、JR北陸線河毛駅ではレンタサイクル業務を行っている。
かつては、湖北町でも水泳場を設けていた。現在はなくなっているが、尾上漁港北の遠浅部の尾上水泳場の再生を望む声もある。
湖北町には、高時川スポーツ公園、湖北農村勤労者福祉センター、農業者トレーニングセンター、湖北町社会体育館・多目的広場などの運動施設がある。

尾上漁港
湖北町は、水稲を中心とする農業と琵琶湖の漁業を基幹産業としてきた。そして、フナ寿司や佃煮などの特異な食文化を継承してきた。
湖北町は、現在は漁獲量は大きく減少しているものの、尾上漁港を拠点とした水産業の盛んなまちであり、えり漁という伝統漁法も伝えられてきた。そして、湖魚を使ったうなぎのジュンジュン、イサザの佃煮、シジミ汁、フナの子まぶしやフナ寿司など、珍しい郷土料理が継承されている。また、郷土料理を使ったまちおこしとして、グルメのつどいも開催されている。
農業は湖北町の基幹産業である。水稲を中心に麦、大豆などの作付けがおこなわれている。また、伝統野菜としては尾上菜があり、小谷城りんご(和りんご)を復活させる取り組みも行われている。
湖北みずどりステーションでは、地元の食材や加工品の販売に積極的に取り組んでいる。
湖北町には、尾上温泉があり、隣接する長浜市には須賀谷温泉がある。また、新しい温浴施設としては、高月町に北近江リゾートが、長浜市に健康パークあざいがある。湖北町では、新しい温泉施設の開発を望む声もある。

尾上温泉
尾上漁港に隣接して旅館と民宿があるが、民宿には温泉施設を備えていない。

須賀谷温泉
お市の方も湯治したと伝えられる温泉で、日帰り入浴にも対応している。

北近江リゾート
温浴施設、飲食施設、セレモニーホール、ミュージアムなどを備えた複合施設。

健康パークあざい
温浴施設、運動浴プール、運動ガーデンなどのある健康増進の複合施設。

黒壁スクエア
湖北町の南に隣接する長浜市には、黒壁、大通寺、長浜城、豊公園などの観光資源があり、平成18年には約延760万人の観光客が訪れている。
湖北地域には、国宝の渡岸寺(向源寺)十一面観音像をはじめ優れた観音像が多く伝えられており、観音様めぐりが魅力の一つとなっている。
竹生島周遊船は、長浜港と飯浦港から運行している。琵琶湖八景の一つに挙げられる竹生島は、島全体が信仰の対象とされ、国宝の都久夫須麻神社本殿、宝厳寺唐門をはじめ多くの文化財を有する。
羽衣伝説のある余呉湖、柴田勝家と豊臣秀吉の戦った賤ヶ岳、湖北町の山本山に至る標高150mから400mの山々の尾根を縦走する湖の辺の道は、遊歩百選にも選ばれている。