「地元の健康素材を活かした、健康づくりの旅」温泉、食事、運動、環境、地域の健康素材を活かした健康づくり

歴史と文化が織りなす風光明媚なまち、京丹後市にて3月5日〜6日の2日間、「健康づくり大学 京丹後キャンパス」が開催されました。
京丹後市として2回目の今回は網野での開催となり、冬の日本海で自然と健康を肌で感じる2日間となりました。
| 60代男性 | |
| 充実した内容でとても楽しく2日間過ごせました。 ご親切にお世話いただきありがとうございました。 |
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| 40代女性 | |
| もっと若い人も受け入れてもいいのではないかと思った。 しっかりガードしてくれてよかった。 |
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| 60代男性 | |
| プール・温泉・地元設備など全てが協力的だった事が印象的。 温泉療法の効果などをもっと詳しく聞きたかった。 市役所職員の方の対応がよかった。もっと広報を! |
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20代女性 |
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| 「正しい入浴法」は、その後の入浴の際に早速実践しました。 ただ全部は覚えきれないので設備の浴室にあるといいなと思いました。 もっと実践の内容(運動)が濃いとよかったと思います。 |
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| 40代男性 | |
| 京丹後の自然を取り入れた形式(運動・料理)がとても良かった。 | |
| 60代女性 | |
少し真面目すぎると思う。もっと笑いのある時間があれば良いと思いました。 |
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| 13:15〜 | 受付 事前健康チェック |
|---|---|
| 14:00〜 | 開講式 オリエンテーション |
| 14:30〜 | 【講義1】 「温泉療養のすすめ」 |
| 15:40〜 | 【実践1】 「水中運動」 |
| 16:50〜 | 【温泉入浴】 |
| 17:30〜 | 移動バス内での京丹後ガイド |
| 18:30〜 | 【夕食】 「長寿・健康に配慮したメニュー」 |
| 19:30〜 | 【地域講座1】 「丹後の歴史」(選択講座) |

13:15分からの受付を終え参加者の皆さんはこぞって健康チェックへ。身長・体重・血圧・体脂肪など京丹後の保健衛生師によりチェックを終え開講式となりました。
京丹後市からのご挨拶で「健康づくりの大切さ」を真剣な面持ちで聞きオリエンテーションとなり、この2日間のキャンパスの開講となりました。
第1限目は岡山大学付属病院三朝医療センター長の光延先生による講義。講義後は近くのプール付き温泉施設に移動し水中運動。そして時間も限られゆったりのんびりとはいかないまでも同施設で温浴。その後本日の宿泊先への移動となり、移動中のバス内で地元の方の京丹後ガイドがありました。宿でヘルシーメニューをいただいた後、地元ガイドの方の講演がありました。
午後から開始のスケジュールでしたが充実した内容であっという間に終了の1日でした。
講師:光延文裕先生 / 岡山大学医学部・歯科部付属病院 三朝医療センター長

三朝医療センター長として日々ご活躍され・健康づくりアドバイザーでもある光延先生による講義。
生活習慣病において生活習慣(食事・運動・休養・喫煙・飲酒)が密接にその発症・進行に関するお話をいただき、メタボリックシンドロームからどう生活習慣病に進行させないかなどのお話をいただきました。
日頃「メタボ」の言葉はよく目に耳にしますが、肥満によって起きる健康障害や肥満の分類、肥満のタイプによって痩せやすい・痩せにくいなど大変興味深い内容でした。そんな中、自然治癒力を引き出す温泉の治療効果やタイプが紹介され、正しい入浴法を身につけることによる予防法や浴槽での水中運動などは早速実践してみたいものです。
講師:西田みゆき先生 / 健康運動指導士 フィットネスウオーキング指導員

場所を近くの施設に移動し水中運動の実践です。この施設「静の里」は温水プールと温泉施設がそろっており、ガラス張りの窓からは日本海が一望できます。
水中ボディウオーク(水中エクササイズ)は全身の筋肉や関節のあらゆる動きを取り入れたプログラムです。日頃あまり使わなくなった筋肉や神経も使用され、脳の活性化や筋バランスも整ってきます。
今回は「健康づくり大学」ではおなじみの西田みゆきさんの指導により、元気に行われました。水中抵抗具を装着し西田さんの号令のもと右へ左へ。適度の疲労感を感じつつも「もっとやりたいわ〜!」という声も挙がっていました。

先の講義「温泉療養のすすめ・正しい入浴法」をもとに各自で実践です。時間が少々短く各自思いのまま・・・とまではいきませんでしたが、運動の後の入浴は心身共に癒してくれ気分爽快です!

静の里から宿までの移動中、NPO法人 全国まちづくりサポートセンター丹後支所長 中江さんによるガイドがありました。
日本最古の浦島伝説が残る地として、浦島太郎をまつっているという嶋児神社の話しに始まり、京都府一広い淡水湖である離湖(はなれこ)、そして日本を代表する鳴き砂のある琴引浜、さらに間人(たいざ)の地名由来等々、丹後の魅力をユーモラスにわかりやすく御紹介していただきました。
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監修:はしうど荘板長
総カロリー数:1371 kcal |
講師:中江忠宏先生 / NPO法人 全国まちづくりサポートセンター丹後支所長

美味しい夕食を頂いた後は、自由参加による選択講座がありました。
講師は、バス移動時のガイドをしていただいた中江さんです。
テーマは「丹後の歴史」。
間人(たいざ)の地名由来である聖徳太子の母“間人(はしうど)皇后”の話しに始まり、丹後の国、丹生神社、彦火明命、そして丹後王国論について等々、とても興味深い話しとなりました。
お話しの後の質疑応答では、質問が次々と飛び交い、時間を30分ほど延長した講座となり、参加者の方々の歴史に対する関心の高さに驚かされました。
さらに講座会場には、琴引浜の鳴き砂のサンプルが設置されていたり、京丹後の美しい風景写真が展示されていたりと、地域講座ならではの演出が施され、参加者のみなさんは丹後の魅力を満喫されておりました。

午後から始まった京丹後キャンパス。
限られた時間にも関わらず、こなすものはフルコースメニュー。当然、移動や段取りなどの時間が圧縮され皆さんにかかるご負担も多かったと思います。
光延先生の「温泉療法」講座、そして水中運動に温浴。また、夕暮れの京丹後の景色を紹介いただき、お食事のあとは歴史を学ぶ。様々なカリキュラムの中で注目を集めたものの一つとして、琴引浜の鳴き砂がありました。みなさん、鳴き砂の音って聞いたことがありますか?
スタッフがすりこぎを使用し収録した琴引浜の鳴き砂の音のサンプルぜひ聞いてみてください。砂なのに、こんな音がするなんてびっくりしますよね。
ちなみに、琴引浜では、鳴き砂の環境保護活動の一環で、「日本で初の禁煙ビーチ宣言」をしたり、海岸で拾ったゴミが入場料金という「はだしのコンサート」と題した野外コンサートを行っているそうです。
ご興味おありの方はぜひチェックしてみてください。
鳴き砂の音 サンプル
| 7:00 | 起床・朝食 |
|---|---|
| 8:00〜 | 魚セリ見学 |
| 8:30〜 | 【実践講座2】 「海浜健康ウォーキング・健康体操指導」 |
| 10:00〜 | 【実践講座3】 「食事と健康づくり」調理体験&座学 |
| 11:30〜 | 【昼食】 「ヘルシーメニュー」 |
| 12:30〜 | 閉講式・修了証授与・事後アンケート調査 |

今回は朝早くからのプログラム開始。
漁港見学から日本フィットネス協会 向井利子先生による健康ウォーキング。はしうど荘に戻ってからは「食事と健康づくり」の体験講座と座学。
日常に活かせる軽運動と食生活について学びました。
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監修:はしうど荘板長
総カロリー数:547 kcal |

朝一番、せっかくの日本海だということもあり、間人(たいざ)漁港でのセリを見学。
あいにく前日海が荒れ模様だったため水揚げ量はわずかでしたが新鮮な潮の香りと漁港の様子を伺うことができました。
ちなみに今朝のセリ品は、あわび、うに、はば、さざえ、なまこでした。
間人漁港所長の蒲田さんのお話しによると、最近さわらがよく獲れるそうです。さわらは本来、京丹後あたりで獲れる魚ではないそうなんですが、温暖化の影響で南方から上がってきたのではないかということです。漁港に着いた頃は重い雲の間から朝日が所どころ差し込んでいましたが、見る見るうちに雲行きが変わり、雪〜みぞれも舞う天候となりました。この時期の京丹後では日常的なことだそうですが、そんなこととは微塵も知らずの私たちは、地元スタッフの方々が事前に用意していただた雨具を借り、いざウォーキングへ出陣です。
講師:向井利子先生 日本フィットネス協会 認定インストラクター

天候の回復を望みながら漁港の屋根をお借りしてまずはストレッチ。朝早いこともあって「うーん・う〜ん!」と声が聞こえてきます。向井先生の軽快な掛け声を聞きながら徐々に体もほぐれ、いざウォーキングに出発!
曇天のもと歩き始めたものの、コース半ばからは体も暖まってきた所に追いかけるように日差しが照り始め、やがて快晴となりどこまでも澄んだ潮風ときれいな海沿いのコースを全員が走破することができました。
講師:「調理体験」田中郁代先生 丹後町漁業協同組合参事
〜京丹後 間人周辺で利用されている海藻〜

日本近海には1,400〜1,500種類の海もが生えており、そのうち食用にされるものは約60種類。京都府沿岸では約30種類が食べられています。(配布資料より)
その中でも今回は田中先生おススメの海藻料理を何点かいただき、極めつけはこの地ならではの「じんば」料理を紹介いただきました。貴重なうえ鮮度が大切ということもあり、生の「じんば」をさっと湯がくときれいな緑色に。
これを細かく刻んでサッと油炒めにし、みんなで味見となりました。おいしい味付けとはじめての食材ともあり、細かくメモを取る姿はみなさんお手の物です。頃あいの難しい下ごしらえの済んだ「じんば」をお土産にいただき、あとで各自調理を託されました。
また、京丹後ならではの「オリジナル 海弁」のお披露目もあり、今後ぜひ商品化してほしい一品です。
講師:「食事と健康づくり」大下めぐみ先生 京丹後市 健康推進課 栄養士
〜健康的食生活のすすめ 食事バランスガイドについて〜

大下先生から食事バランスガイドをもとに健康づくりの食生活についての講義です。
皆さん一度は見たことがあると思いますが、食事バランスガイドの説明を受けて初めてわかったことが多く大変参考になりました。気をつけなければならないのが「外食メニュー」!やはり、ついつい美味しいが故、頼んでしまう追加の小鉢や一品。これがバランスを保てなくなることが多いなど気をつけ(気を締め?)日頃の食生活に取り組みたいものです。先生から参考までに長寿者の秘訣は「野菜をしっかり食べる! 油ものはコントロールする!」だそうです。「バランスの良い食事と適量を」が何よりとの事でした。
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監修:はしうど荘板長
総カロリー数:524kcal |

前日から引き続きの盛りだくさんのスケジュールでしたがとても楽しく有意義な「健康づくり」に取り組めた2日間でした。閉講式の挨拶、修了証も各人に授与され皆さん満面の笑みをもって京丹後キャンパスの終了となりました。これを機に日々の生活にこちらで学んだ事柄を少しずつでも取り入れ、継続していただくことが一番大切になります。日本海の大自然や京丹後でお世話になった人達の笑顔をふと思い起こすたびに「健康づくり」を追想していただければ幸いです。