岩手県西和賀町

巣郷キャンパス

2009年6月20日健康づくり大学 巣郷キャンパス

健康づくり仲間と、西和賀町に広がる山々・豊かな湯・ふるさとの味を堪能し、心も体も元気にする写真療法で巣郷温泉を満喫!

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小浜キャンパス

2009年3月1日健康づくり大学 湯本キャンパス

西和賀キャンパスは今回で4回目を迎えます。第4回目 湯本キャンパスで、湯本温泉郷の優れた泉質を持つ温泉・温泉プール、地元の素材をふんだんに使った食で健康づくりを体感しましょう!

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沢内キャンパス

2008年10月25日健康づくり大学 沢内キャンパス開校

今回はゲストに長坂 将志先生(リストランテ アンジェパティオ グランドシェフ)を迎え、秋の西和賀の素材を味わい尽くすプログラムで開催。色づく森林・根づく文化・豊富な湯を巡り、カリスマシェフの磨きぬかれた技をご堪能下さい!

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2007年10月21日健康づくり大学 西和賀キャンパス開校!

秋のベストシーズンを迎え、燃えるような山々。
平泉時代の開湯と言われ、古くから湯治場として栄えた湯川温泉。
そんな古くから流れる風景が日本の心を感じさせてくれます。
この恵みに心から感謝しながら健康づくりを学びましょう。

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湯田温泉峡における温泉療法

環境省の調査(平成15年)によると、我が国には、源泉が27,041箇所、宿泊施設を備えた温泉地が3,102箇所あり、いずれも世界一を誇っている。岩手県和賀郡西和賀町に点在する「湯田温泉峡」もそのうちのひとつである。古来より、温泉は、「病気を癒し、心身を保養し、活力を蓄える」ために利用されてきたが、昭和40年代の高度成長期以降、人々の関心は、保健、医療面から観光、遊興面に移行した。しかし、近年、社会の高齢化とともに、医療費の高騰、予防医学の見直しなどの社会的変化が進み、それにつれて温泉の持つ力が再認識されるようになった。

湯田温泉峡の主な泉質の生体作用と特異的利用法

西和賀町から提示された湯田温泉峡の15箇所の温泉を中心に、それぞれの温泉分析書に基づき、温泉浴や飲泉によるからだへの作用、薬理学的効果、適応症、禁忌症、その他の注意点などについて述べる。

特色ある泉質と入浴施設

湯田温泉峡には、ナトリウムイオン、塩素イオン、硫酸イオンを多く含む温泉が多い。また、弱アルカリ性からアルカリ性の性質を持っている。成分分析表に見る代表的な温泉の泉質は次の通りである。

源泉名 泉質
1.湯本温泉          ナトリウム・カルシウム—硫酸塩・塩化物泉
2.湯川温泉          ナトリウム—塩化物・硫酸塩泉
3.巣郷温泉          ナトリウム—塩化物・炭酸水素塩泉
4.槻沢温泉(砂ゆっこ)    ナトリウム・カルシウム—硫酸塩・塩化物泉
5.錦秋湖温泉(穴ゆっこ)   ナトリウム・カルシウム—硫酸塩・塩化物泉
6.川尻温泉(ほっとゆだ)   ナトリウム・カルシウム—硫酸塩・塩化物泉
7.志賀来温泉(沢内バーデン) カルシウム・ナトリウム—硫酸塩泉

湯田温泉峡の源泉別の特長

湯田温泉峡の温泉成分分析表を基に、源泉の特長と利用法について述べる。

湯本温泉

pH8.0の弱アルカリ性温泉である。食塩泉、石膏泉、芒硝泉の働きがあり、特に食塩の働きが強い。刺激の弱い、老若男女にむく温泉である。カルシウムを含んでいるため、飲泉可能であればカルシウムを摂取することができる。石膏泉には、痒みを止める作用があるため、皮膚病に効果がある。蕁麻疹にも有効である。

湯川温泉

pH7.7の弱アルカリ性温泉である。食塩泉、石膏泉、芒硝泉の働きがある。ナトリウムイオンと硫酸イオンなどを多く含むので、芒硝泉の性質を持つ。芒硝泉の特徴は、降圧作用があり、高血圧の人に良い。

巣郷温泉

pH8.2の弱アルカリ性温泉である。重曹を含んだ食塩泉で、浴中は肌がなめらかになるが、浴後は乾燥するためスキンケアが必要になる。皮膚のがさがさ、かゆみがとれるため、慢性の皮膚病に効果がある。飲泉により痛風に効果がある。ただし、高血圧、腎臓病の人はあまり飲まないほうがよい。

槻沢温泉(砂ゆっこ)

pH7.5、ほぼ中性の温泉である。食塩泉、芒硝泉、石膏泉の特徴を持つ。食塩泉の性質により温まるので、腰痛、神経痛、関節痛、四十肩や五十肩、冷え性には効果がある。砂浴は20〜30kgの砂の重さによる圧迫に加えて、50℃の熱砂に含まれる蒸気によって蒸されるものである。熱砂と蒸気による間接的加温なので、水と違って、50℃の高温浴が可能となる。したがって、普通の温浴よりも著しく血液の循環が促され、老廃物、疲労物質の排出が高まり、また、炎症や痛みを起こす科学的物質を洗い流すなどの効果が見られる。砂浴は、神経痛、腰痛、関節痛、筋肉痛、リウマチ、脳卒中後遺症、交通障害後遺症などの痛みやこわばりを伴う疾患に有効である。ただし、高血圧症、心臓や肺の機能が低下した状態、狭心症、不整脈、腎臓疾患で機能が低下した時期、熱などがでた急性の病気の場合は避けるべきである。また、なにか病気を持っている場合には、かかりつけの医師へ相談するのが良い。

錦秋湖温泉(穴ゆっこ)

pH7.9の弱アルカリ性温泉。石膏泉、芒硝泉と食塩泉の特徴が強い温泉である。カルシウムを多く含んでいるので、飲用可能であればカルシウムを摂取することが出来る。また、鎮静作用があるため、痛みやかゆみを抑えられる。

川尻温泉(ほっとゆだ)

pH7.5の弱アルカリ性。石膏泉、芒硝泉と食塩泉の特徴を持つ温泉である。ナトリウムイオンと硫酸イオンなどを多く含んでおり、降圧作用がある。高血圧の人に良い。

志賀来温泉(沢内バーデン)

pH8.3の弱アルカリ性温泉である。飲泉により痛風に効果がある。芒硝泉、石膏泉の特徴があり、飲泉によりカルシウムを摂取することが出来る。また、痒みを止める作用があるため、皮膚病に効果がある。蕁麻疹にも有効である。

温泉療法の方法

A.足湯(部分浴)・・・15分

足湯

これは、温泉地散策やウォーキングをする前に実施すると有効である。足湯に入ることにより、移動時に負担をかける脚部の筋肉をほぐす効果があると同時に、疲労物質である「乳酸」の蓄積を抑える効果があるためである。


B.全身浴(入浴方法)

湯田温泉峡の持つ、温泉成分の効能を短期間で得ることは難しいと説明したが、温浴による主観的な効果は、先に記述した「箱根強羅温泉における検証データ」で報告したとおり、短期滞在でも可能である。ここでは、特に精神的な改善が可能な温泉入浴法を解説する。

1.掛かり湯(約30杯)

温泉入浴の最初に行う。心臓より遠い位置(つま先、腕など)から温泉を掛け始め、最後は頭髪、頭皮にも掛ける。この行為は、簡単に言えば、温泉に入る前のウォーミングアップと言える。温泉の温度の確認、皮膚への感触、さらに現在、大きな問題となっている「レジオネラ菌」の浴槽内への持ち込み防止のために、必ず実行することを勧める。(女性の場合、髪を濡らすことが出来ない場合は、シャワーキャップなどをして、湯船に入ることを勧める。)

2.半身浴(約10分)

湯船の淵の段差などを利用して、上半身をだした形での入浴法である。肩まで、入浴すると約500kgの水圧で体に負担を掛ける。この場合、体内の血液循環が活発になる前に、体の表皮が熱の刺激を受けてしまい、充分な保温効果が得られる前に、湯から上がってしまうことになる。(湯冷めの原因となる)一方、半身浴の場合は、水圧による負担が少ないので、長時間の入浴が可能となる。脚部の末梢血管等も充分暖められ血管も膨張し、血流が良くなる。心臓から送り出された血液が温められ、心臓に戻ることになる。血液は、約3分で体内を一巡する。約10分の半身浴により血管の充分な膨張による血流量の増加、血液温度の上昇による活動の活発化が期待でき、冷え性の改善に効果がある。

3.浮き身浴(運動浴と併用して約15分)

浮き身浴とは、湯船の淵に頭を乗せ、体全体を浴槽内に伸ばした状態での入浴法である。このことにより、心臓に対する負担を軽減すると共に、日常生活での狭い浴槽から開放された精神的なリラックス感を体験することができる。また、この時、浮力を利用した運動浴を併用することにより、陸上では出来ない運動を行なうことが可能となる。水圧による抵抗と、浮力による負担軽減を上手に利用した入浴ができる。(脚部の開閉運動による筋力強化、腕を動かすことによる各関節の運動など)

4.運動浴(浮き身浴と併用して約15分)

運動浴は、温泉の水圧・抵抗を利用した運動をしながらの入用方法である。歩行浴、腕、肩、腰、足の運動浴がある。いずれの運動浴も、日常生活で使用頻度の少ない部位を意識的に動かすことにより、入浴行為によって温まった血液を末梢血管まで送る行為と、収縮していた筋肉を伸ばす行為を行う。

C.入浴時間と回数

1〜4までを行う約30分の入浴時間となる。この場合でも、うっすら額に汗が出る程度を目安として、入浴することが望ましい。場合によっては、途中で休憩を入れることが必要である。入浴回数は、初日は1から2回を目安にして行い、徐々に入浴回数を増やすようにする。しかし、上限は1日3回までとする。

D.注意事項

湯田温泉峡は、弱アルカリ性〜アルカリ性の温泉であるため、浴後に肌が乾燥しやすい。女性など乾燥肌の人は乳液などでのスキンケアが必要になる。

E.湯田温泉峡における短期滞在時の入浴法と期待される効果

1.ストレス解消 ぬるめの湯で、長湯をする。
2.肥満予防 数分の高温浴を2〜3回繰り返す。
3.慢性消化器病 飲泉と入浴
4.動脈硬化・高血圧 ぬるめの湯で、長湯をする。
5.慢性婦人病 熱い湯で5分、ぬるめの湯なら15分。
6.腰痛・四十肩 ぬるめの湯で、軽く患部を動かす。
7.神経・筋肉・関節痛 ぬるめの湯で、長湯をする。

湯田温泉峡における食事療法

食事療法

平成12年3月23日に、当時の厚生省、文部省、農林水産省の3省により、国民の健康づくりのための「食生活指針」が策定され、同年3月24日に閣議決定された。この「食生活指針」には、10項目の具体的な提案が盛り込まれている。


  1. 食事を楽しむ
  2. 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムをつくる
  3. 主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを考える
  4. 米などの穀類の摂取する
  5. 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚などを組み合わせる
  6. 食塩、脂肪は控える
  7. 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を摂る
  8. 食文化や地域の物産を活かし、ときには新しい料理を取り入れる
  9. 調理や保存を上手にし、無駄や廃棄を少なくする
  10. 自分の食生活を見直す

湯田温泉峡の地場産品

西和賀町は、岩手県の西部に位置し、平成17年11月に湯田町と沢内村が合併し、誕生した新しい町である。合併により、町の産業は農業従事者割合が増え、特に、米の生産と酪農への依存度が高くなった。

牛乳料理・乳製品

湯田温泉峡の特産品である「牛乳・酪農製品」の消費拡大運動の一環として始められた“牛乳料理”が、西和賀町の新しい郷土料理として期待されている。西和賀町では、旧湯田町で、昭和24年より酪農が始められ、昭和30年に湯田牛乳公社の原形であるミルクプラントが操業を開始し、昭和40年に地元資本による株式会社湯田牛乳公社が設立され、「低温殺菌法」牛乳を供給している。さらに昭和62年からは、乳製品や加工品、地場産品を直売する店舗を備えた農産物処理加工施設「結ハウス」が地域に根付いた経営をしている。湯田温泉峡の旅館などでも、地元の牛乳・乳製品を取り入れた食事の提供を行っている。

凍み大根料理

凍み大根は、その昔、クマや野ウサギの鍋料理に入れ、その味を一層引き立てたと言われている。凍み大根の作り方は、寒の入りを待ち、生の大根の皮を剥いて2〜4つに割り、それを縄にくくりつけ、雪に当たらず、風通しのよい軒下に吊るす。大根は、凍ったり、解けたりを繰り返し、カラカラに乾燥したら、出来上りである。出来上がった凍み大根は、煮物などにも利用する。いまでも、懐かしい郷土の味として一般家庭でも作られている。

漬物

漬物と一口に言っても、西和賀地域には様々な漬物がある。有名なのは「大根の一本漬け」だが、新鮮な魚介類を酢漬けにし、米と麹とを混ぜたもので挟みながら漬けるという「すし漬け」もある。これは、鰊、秋刀魚、蛸、鮭、烏賊といった魚介類を花びらをかたどった人参、菊の花、フノリ、山椒などで飾ったものである。昔は、正月の伝統食として作られ、現在も、慶事のときなどに作られることが多い。


湯田温泉峡における運動療法

運動療法について

運動には、大きく分けて二つのタイプがある。基礎代謝を促進する「レジスタンス運動」と、エネルギー代謝を促進する「有酸素運動」である。「レジスタンス運動」とはダンベル体操や、ストレッチ体操などの静的な運動のことを言う。この運動は、基礎代謝(安静にしていても使用されるエネルギー量)を上げる運動である。この運動を前もって行うことによって、筋肉が増え、有酸素運動の効率が上がるので有酸素運動より優先度の高い運動である。一方、ウォーキングや水泳、サイクリングなどの動的な運動が有酸素運動である。体に蓄えられた脂肪は、有酸素運動をした時に、筋肉で燃焼されるため、筋肉が多いほど脂肪は多く燃える。しかし、有酸素運動では基礎代謝は上がらず、筋肉も増えない。以上のことから、レジスタンス運動で筋肉をつけてから、有酸素運動をしたほうが、エネルギーの消費量は飛躍的に高まるのである。 温泉療法における浴槽内での運動は、このレジスタンス運動と同じ作用を持つものである。

短期滞在型温泉療養向けウォーキングコース

湯田温泉峡における「運動療法」の活用法では、ウォーキングや「町営屋内温泉プール」での水中運動による基礎体力の向上が期待できる。西和賀町の中心部、川尻地区(ほっとゆだ駅)の標高は、約250mである。各温泉地は、ほっとゆだ駅を中心に放射状に点在し、その標高は、湯本温泉街(252m)、湯川温泉郷(約330m)、巣郷温泉(約296m)、沢内バーデン(約266m)と、標高差50m以内に点在しており、温泉地間をウォーキングで結ぶことも可能である。また、各温泉地周辺の山々には、ハイキングコースや散策路も備えられており、グリーンシーズンには、季節ごとの表情を楽しみながらの森林浴ウォーキングを行うのに適した環境といえる。

湯本温泉街から砂ゆっこコース(体重50kgの場合)

砂ゆっこコース

砂ゆっこコースの特長は、比較的なだらかなコースで標高差を感じず、適度な負荷を身体に与えることが出来るコースである。また、目的地の「砂ゆっこ」は、前述の通り、珍しいタイプの温浴施設なので、目的地での「砂浴」を取り入れたウォーキングをすることにより、神経痛、腰痛、関節痛、筋肉痛、リウマチなどに効果が期待できる。


コース 距離 高低差 エネルギー消費量
足湯予定地→薬師寺
約380m
約20m
20kcal
薬師寺→俳句公園
約250m
約0m
6kcal
俳句公園→砂ゆっこ
約1500m
約-20m
37kcal
総計
約2130m
約0m
63kcal

湯本温泉街からオロセの吊り橋コース(体重50kgの場合)

オロセの吊り橋コース

オロセの吊り橋コースは、半日かけてウォーキングできるコースである。スタート前に湯本温泉地の足湯(計画中)で、15分間足浴することにより疲労物質である乳酸の発生を抑えられ、比較的長距離のウォーキングも可能である。


コース 距離 高低差 エネルギー消費量
足湯予定地→湯本大橋
約630m
約10m
21kcal
湯本大橋→オロセの吊り橋
約1250m
約-10m
31kcal
オロセの吊り橋→焼地台公園
約130m
約0m
3kcal
焼地台公園→中山
約1250m
約20m
41kcal
中山→間木野
約1000m
約-20m
25kcal
間木野→下湯田
約750m
約0m
19kcal
下湯田→薬師寺
約750m
約20m
29kcal
薬師寺→足湯予定地
約380m
約-20m
9kcal
総計 約6140m
約0m
178kcal

カタクリ群生地コース(体重50kgの場合)

カタクリ群生地コース

カタクリ群生地コースは、春の新緑のころに勧めるウォーキングコースである。出発・ゴール地点である「穴ゆっこ」での温泉療法と、「蓄音機の家」での音楽療法を取り入れることにより、身体的なリラックスと精神的なリラックス効果が期待できる。一方、水芭蕉群生地コースは、初夏〜夏に勧めるコースである。両コースを複合させたオリジナルコースを作り、半日コースを作成することも可能である。


コース 距離 高低差 エネルギー消費量
穴ゆっこ→カタクリ群生地
約1130m
約20m
38kcal
カタクリ群生地→草井沢
約750m
約20m
29kcal
草井沢→蓄音機の家
約750m
約0m
19kcal
総計
約2630m
約40m
86kcal

水芭蕉群生地コース(体重50kgの場合)

水芭蕉群生地コース

コース 距離 高低差 エネルギー消費量
穴ゆっこ→橋
約1000m
約-15m
25kcal
橋→本内
約750m
約70m
61kcal
本内→大荒沢
約1750m
約-25m
44kcal
総計
約3500m
約30m
130kcal

沢内バーデンコース (体重50kgの場合)

沢内バーデンコース

沢内バーデンコースは季節ごとに異なる楽しみ方ができるウォーキングコースである。春のカタクリやシュンランの花・初夏の緑・秋のキノコ・冬はスノートレッキングを体験できる。学習の森や水辺の森周辺は標高差が少ないため、軽い負荷でのウォーキングが可能である。


コース 距離 高低差 エネルギー消費量
沢内バーデン→探鳥の森
約740m
約20m
29kcal
探鳥の森→冒険の森
約680m
約60m
47kcal
冒険の森→管理棟
約920m
約-60m
23kcal
管理棟→学習の森
約320m
約-10m
8kcal
学習の森→管理棟
約480m
約±0m
12kcal
管理棟→沢内バーデン
約560m
約-10m
14kcal
総計
約3700m
0m
133kcal


湯田温泉峡における「運動療法」プログラム

短期滞在型「運動療法」プログラム

転地効果による「精神安定」「気分安定」「睡眠不足解消」「美肌・美容」等の効果をより高めるには、「温泉療法」と並行して適度な運動を取り入れた「運動療法」が効果的である。運動すると血圧が上昇するのではないかと思われがちだが、適度な運動は降圧効果をもたらす。運動すると、血圧を降下させる物質が増えるからだといわれている。しかし、高血圧の中・重症者、肥満、糖尿病、高脂血症、心疾患などの合併症の人が実施する際は、主治医との相談が必要である。

効果的な運動方法

一般的に効果がある運動療法の目安を紹介する。

運動の強さ:心拍数…100〜120/分

  • 息が切れず、運動中にも会話が出来るペース。
  • 運動中でも、周りの景色を楽しむ余裕がある強度。
  • 30分以上、休憩を取らずに続けられる強度。
  • 30分継続歩行し、軽く汗をかく程度。

環境条件:暑さ、寒さに注意

  • 夏場の高温期は、気温27℃以下、湿度70%以下
  • 冬場の低温期は、気温 5℃以上

服装:季節や天候に合わせる

  • 靴は、クッション性がよく、足幅、足のアーチに合ったもの。
  • 服装は、保温性、通気性、吸水性があるもの。
  • 冬季は、手袋、マスクなどを着用

運動時間帯

  • 空腹時は避け、食後1時間経過してから。
  • 飲酒後は、避ける。入浴後は、1時間以上経ってから行う。

中・長期滞在型「運動療法」プログラム

中期(3泊〜5泊)・長期(5泊以上)滞在温泉療養実践の場合、比較的長時間の運動プログラムを実践することが可能となる。温泉地域の回遊、散策、ウォーキングだけにとどまらず、白木峠などの本格的ハイキングコースを運動療法に、取り入れることができる。また、長期滞在者には、軽作業や観光ガイド等のボランティア活動を運動療法に取り入れることを提案する。

1.湯田温泉峡地域にある神社、仏閣への参拝

温泉地として歴史のある湯田温泉峡には、神社・仏閣が点在している。滞在期間中の早朝を中心に毎日参拝を行うことにより、適度な運動となり、毎日の運動開始へのギアチェンジが図れる。

2.白木峠ハイキング

巣郷温泉郷に滞在した場合、本格的なハイキングを取り入れた運動療法を行うことも可能である。これは、森林浴効果も期待でき、心身ともに健康改善が可能である。
さらに、他のハイキングコース(例:滝めぐりコース〈沢内バーデン起点〉など)を上手に取り入れ、バリエーションを増やし、滞在者に対し魅力あるコース設定を行なうことが求められる

【巣郷温泉から白木峠コース】 (体重50kgの場合)

巣郷温泉から白木峠コース

コース 距離 高低差 エネルギー消費量
湯田高原駅→中村
約750m
約-10m
19kcal
中村→越中畑
約750m
約20m
29kcal
越中畑→白木峠
約3250m
約±280m
221kcal
白木峠→鍋川牧場
約1500m
約-150m
43kcal
鍋川牧場→黒沢駅
約2500m
約-200m
63kcal
総計
約8750m
約-40m
375kcal

【巣郷温泉田園コース】(体重50kgの場合)

巣郷温泉田園コース

コース 距離 高低差 エネルギー消費量
巣郷温泉→湯田高原CC
(往路)
約800m
約5m
23kcal
湯田高原CC→巣郷温泉
(復路)
約1300m
約-1m
33kcal
総計
約2100m
約0m
56kcal

3.鉱山跡地散策路コース

ほっとゆだ駅から湯川温泉に向かう途中には、かつて栄えた「銅鉱山跡地」が広がっている。鉱山が操業していた頃は、鉱山からほっとゆだ駅の間に貨車の往来があった。閉山後は、レールを撤去した後、放置状態が続いている。この跡地を活用し、湯川温泉滞在者や地元住民の運動療法実践のため、散策路としての整備を提案する。整備後の運動消費カロリーは次のとおりである。

【鉱山散策コース】(体重50kgの場合)

鉱山散策コース

コース 距離 高低差 エネルギー消費量
ほっとゆだ駅→天子森
約1500m
約25m
50kcal
天子森→土畑
約1500m
約5m
40kcal
土畑→中の湯
約1250m
約60m
61kcal
中の湯→奥の湯
約750m
約0m
19kcal
総計
約5000m
約90m
170kcal

4.湯川沼ハイキングコース

湯川温泉滞在時の本格的な運動療法として、湯川沼周辺ハイキングコースの利用による森林浴も楽しめる。スタート地点までは、車での移動を要するが、旅館の送迎等のサービスが可能であれば実現する。コースは、傾斜の急な「尾根コース」と、比較的緩やかな「沢コース」がある。目的地の湯川沼でも、湖畔を一周できる散策路が設置されている。しかし、コース、湖沼周辺の整備・管理状況が充分でないため、再整備することが望ましい。

【湯川沼コース】(体重50kgの場合)

湯川沼コース

コース 距離 高低差 エネルギー消費量
始点→湯川沼
約750m
約130m
84kcal
湯川沼→終点
約1250m
約-65m
31kcal
総計
約2000m
約75m
115kcal

5.軽作業という運動を取り入れる

中・長期滞在の場合、観光的要素の強い運動より、軽作業に近い運動のほうが自然である。地域の休耕田を活用した農作業体験や観光ボランティア作業など、地元の活動と連携して、地域住民とのコミュニケーションを図りながらの運動療法も有効である。


湯田温泉峡における屋内施設を使用した運動療法

湯田温泉峡には、ハイキング・散策コースの他に室内運動施設も充実している。これを活用してグリーンシーズンの雨天や冬季シーズンでも運動療法の実施が可能である。特に、高齢者に人気のあるゲートボールをはじめ、ターゲットバードゴルフや水中運動といったスポーツを通じて滞在者と地域住民のコミュニケーションを図ることが期待できる。

沢内体育館

沢内体育館

沢内バーデンに隣接した体育館。床面は人工芝が敷設されている。夏季シーズンは、残雪利用の空調があり、快適な環境で室内スポーツが行える。


西和賀町営プール

西和賀町営プール

湯本温泉街にあり、温泉を利用したプールである。健康運動指導士などのインストラクターがいれば、水中運動の拠点としての利用価値が増す。スポーツ用温水プールのため、水中運動に利用するには、水温がやや低い点に改善・改良の余地がある。一般に水中運動(ウォーキングなど)を行なうには水温28〜31℃が適温とされている。(運動強度によって適温は異なる)


湯田勤労者体育センター

湯田勤労者体育センター

ほっとゆだ駅から湯川温泉に向かう途中にある。室内体育スペースが1階、2階共にあり、比較的大規模な催しでも可能である。2階は、木床式体育館、1階は、人工芝敷設によるゲートボール場として、現在利用中である。温泉設備も完備しているが、現在は、温泉の利用を休止している。鉱山跡地の散策路コースの拠点としても利用可能である。



湯田温泉峡における環境療法

文化施設、自然環境について

湯田温泉峡の歴史は古く、様々な文化施設、自然環境が残っている地域である。湯本温泉は、1658年に秋田仙北の猟師によって発見されたという伝説があり、明治の文豪、正岡子規が投宿し、句を残していることで有名である。地域には、湯本博物館、句碑公園がある。湯川温泉は、約950年前の「前九年の役」の時、陸中陸奥の豪族・安倍軍の兵士がこの地の温泉で傷を癒したのが発見の由来といわれている。江戸時代の書籍にも「湯治場として栄え、皮膚病に効く」と記され、その地名は、室町時代の古文書にも記録されている。一方、近代的な施設も湯田温泉峡には、整備されている。オロセの吊橋がシンボルの「焼地台公園」、川尻総合公園に隣接した「あやめ園」、ほっとゆだ駅からも至近距離にある「町立歴史民俗資料館」「町立川村美術館」「ゆだ文化創造館(銀河ホール)」などがある。旧・沢内村にも「碧祥寺博物館」などの施設があり、点在するする施設間を結ぶ工夫が必要である。さらに、湯田温泉峡地区では、様々な「体験学習」が開催されており、地域の魅力ある特色を取り入れた「健康づくりプログラム」の作成が可能である。

湯田温泉峡で実践できる体験学習

内容
所在地
概要
所要時間
料金
湯田こけし絵付け
沢内・銀河高原
こけし絵付け
約40分
1,000円
湯田・湯之沢
こけし絵付け
約1時間
1,000円
厄払い人形づくり
湯田・白木野
わら細工人形制作
約3時間
1,000円
陶芸教室 湯田・中村
「ひも作り」手法の陶芸
約2時間
各種
沢内・銀河高原
粘土からの成形
各種
1,500円
そば打ち体験
沢内・銀河高原
そば打ち体験と食事
約1時間
1,800円
酪農体験 湯田地内各所 乳しぼり、子牛の哺乳   1,400円〜
野菜収穫体験 トマト・トウモロコシ収穫作業   1,000円
花の寄せ植え体験 季節の花の寄せ植え体験   2,000円〜

健康づくり大学


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健康づくり大学とは?

健康づくり大学:4つの療法

健康づくり大学とは、地域の特徴を活かし、その地域ならではの、「温泉療養」「食事療法」「運動療法」「環境療法」の4療法を、学び、実践する講座です。


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健康づくり大学日程

1月
月岡温泉キャンパス
新潟県新発田市
※詳細が決まり次第公開致します。

2月10日
小浜キャンパス
長崎県雲仙市

3月
神奈川県厚木市
※詳細が決まり次第公開致します。

常設の「健康づくり大学 北アルプスキャンパス」の情報はこちらから >>>>


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