洞爺湖キャンパス特集:
「免疫バランス改善とアレルギー対策セミナー」
会場:洞爺湖万世閣
講師:西村孝司先生
(NPO法人イムノサポートセンター理事長、北海道大学遺伝子病制御研究所 免疫制御分野 教授)
今回は免疫学のスペシャリストで北海道大学教授でいらっしゃる西村先生に教示いただきました。アレルギー(花粉症等)の発症する主な要因は下記の5つ理由があげられます。
- アレルギー源の増加
(花粉等の増加、住宅の断熱性、気密性向上によるダニの増加)
- 大気の汚染
(自動車排ガス汚染、特にディーゼル車の排ガス粉塵)
- 食生活の変化
(高蛋白、高脂肪食品、食品添加物の増加)
- ストレス
(社会的ストレスの増加)
- 細菌感染症の減少
(衛生環境の改善・抗生物質の普及)

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これはつまり
「ばい菌を含めた自然と人間の共生の破綻」によって、起こっていると考えられるのです。昔はアレルギーなんてありませんでした。それは、ばい菌を身体に蓄え免疫力を高く維持していたからなのです。
「スギ花粉症」などのアレルギー症のメカニズムですが、アレルギー源が体内に入ると、「マクロファージ」という細胞がそのことを「ヘルパーT細胞」に知らせます。「ヘルパーT細胞」は「Th1」と「Th2」の2つに分けられ、Th1は身体のウイルス、細菌感染、などから守るために必要な免疫、Th2は身体のアレルギー源に対して必要な免疫作用を行います。この2つがバランスよく保たれているのが健康な人。しかし最初にあげた要因などにより、アレルギーが発祥している人の場合、バランスが崩れ、Th2に傾いているのです。Th2に傾くと、細胞に対して反応するTh1の機能が弱くなり、逆にアレルギーを促進するTh2の機能が強くなることで、花粉症などにかかりやすくなっているといわれています。
少し話が難しくなってきましたが、アレルギーに罹らないための9か条を下記にまとめました。まずはアレルギーに有効なヨーグルトを毎日食べてみるというのはいかがでしょうか。
花粉症(アレルギー)にかからないための9か条
- 子だくさんで狭い家で暮らす
- 農家で暮らす
- ネコ・犬を家の中で飼育する
- 適度に不衛生な環境を維持する
- 手や顔を洗う回数を少なくする
- 早期に託児所に預ける
- 生後早期にBCGを接種する
- 頻回に乳酸菌飲食物を接種する(ヨーグルト)
- 小児期にはなるべく抗生物質を使わない
生活環境が整い過ぎた現代においては、実践するのにちょっと難しいものが多いかも知れませんね!?