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金の湯

銀の湯
有馬温泉は、昔から「金泉」「銀泉」の2種の温泉があることで有名です。
「金泉」とは鉄イオンが含まれている温泉の総称で、お湯の色は酸化鉄 Fe+++(3価の鉄)により錆色をしています。
一方、「銀泉」は鉄イオンが含まれていない(従ってお湯の色が錆色をしていない)温泉の総称ですが、同じ「銀泉」でも、放射能泉(ラドン泉)、塩化物泉(食塩泉が代表)など泉質の異なる温泉があります。
| 泉源名 | 名称 | 泉質 |
|---|---|---|
| (1) 天神泉源 | 金泉 | 含鉄・ナトリウム塩化物泉 |
| (2) 有明泉源 | 金泉 | 含鉄・ナトリウム塩化物泉 |
| (3) 御所泉源 | 金泉 | 含鉄・ナトリウム塩化物泉 |
| (4) 極楽泉源 | 金泉 | 含鉄・ナトリウム塩化物泉 |
| (5) 妬泉源 | 金泉 | 含鉄・ナトリウム塩化物泉 |
| (6) 温泉会館 | 銀泉 | ナトリウム塩化物高温泉 |
| (7) 瑞宝寺谷 | 銀泉 | 単純放射能泉 |
| (8) 炭酸泉源公園 | 炭酸泉 | 単純二酸化炭素泉 |
上記の他に外湯の「金の湯」「銀の湯」があります。「金の湯」は金泉で(1)の天神泉源が源泉、「銀の湯」は銀湯で(7)の瑞宝寺谷と(8)の炭酸泉源公園の混合泉です。

天神泉源

天神泉源の温泉分析書
この温泉の特徴は、鉄を含んだ強食塩泉であることです。 分析表から見ると鉄欠乏性貧血に対しては飲泉が有効です。 強食塩泉なので入浴により温まり、源泉温度は98℃と高温ですが、ぬるくても十分温まる泉質です。 温めることが症状の緩和につながる症状について有効で、痛みのある病気、筋肉痛、関節痛、冷え性などに効果が期待できます。
リチウムは飲泉によって、ノイローゼなど神経性の症状に効果が期待できます。
カルシウムが入っているので、飲泉によってカルシウムの補給、入浴によって痒みを抑えることができます。
療養泉としては8マッヘ以上の放射線が基準とされているため、放射能泉としての効能は期待できません。
放置すると茶褐色の沈殿があるのは、鉄を含んでいるためです。強食塩泉による温熱効果と、鉄などのミネラルを豊富に含んでいることから飲泉の効果が期待できるのが大きな特徴です。
有馬温泉は強食塩泉のため、皮膚の弱い人の場合には刺激が強いかもしれません。 通常、温泉入浴後は上がり湯を掛けず、タオルで水分を拭き取るよしますが、 有馬温泉の場合は体調により上がり湯を掛け温泉成分を流し落とす方が良い場合もあります。 また、湯上り後には、乳液等を使用し、皮膚の保護を忘れないように。
妊娠中に関しては入っても構いません。高温浴の禁忌症に関しては、温泉の温度によって違うため、ぬるま湯であれば入浴することが可能です。42℃以上の高温浴は避けましょう。
フッ素を含有するため一日300ml程度なら良いが、飲用上の注意を守り多量に飲用するのは避けましょう。
適応症について、うちみ・くじきの初期は冷やし、三日程度たってから入浴しましょう。化膿した切り傷や初期のやけどなどは入浴を避けて下さい。慢性皮膚病などは症状によって異なるので医師の判断を仰ぎましょう。
有馬温泉街を散策する前に実施すると有効です。足湯に入ることにより、疲労物質である「乳酸」の蓄積を抑える効果があります。
移動中や移動後も、負担のかかった筋肉を温熱によりほぐす効果があります。しかし、過度の筋肉痛の場合は利用は適さないので注意しましょう。)
![]() 金の湯 |
![]() 金の湯に隣接する足湯 |
有馬温泉には、現在、全国的にも貴重となった「有馬温泉病院」と有馬温泉を活用した温泉療法を実践している「先山クリニック」があります。
実施前に有馬温泉在住の温泉療法医による健康診断及び健康相談を行うことも効果的です。 これにより、滞在前後の温泉療養効果を医学的、客観的に判定することが可能となり、個人の体調、健康状況に応じた個別「健康づくりプログラム」の実践ができるからです。
リンク:先山クリニック
http://www.arimaspa.com/clinic/