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砂ゆっこ

温泉成分分析表
西和賀町の湯田温泉峡には15カ所の温泉があり、ナトリウムイオン、塩素イオン、硫酸イオンを多く含む温泉が多く、弱アルカリ性からアルカリ性の性質を持っています。 また槻沢温泉(砂ゆっこ)は、東日本地区には珍しい「砂浴温泉」施設です。
各温泉地の温泉成分分析表を基に、源泉の特徴と利用法についてまとめると以下のようになります。
pH8.0の弱アルカリ性温泉
食塩泉、石膏泉、芒硝泉の働きがあり、特に食塩の働きが強く、刺激の弱い老若男女にむく温泉です。
カルシウムを含んでいるため飲泉可能であればカルシウムを摂取することができ、石膏泉には痒みを止める作用があるため皮膚病に効果があります。
蕁麻疹にも有効です。
pH7.7の弱アルカリ性温泉
食塩泉、石膏泉、芒硝泉の働きがあります。
ナトリウムイオンと硫酸イオンなどを多く含むので、芒硝泉の性質を持ちます。
芒硝泉の特徴は降圧作用があり、高血圧の人に良いでしょう。
pH8.2の弱アルカリ性温泉
重曹を含んだ食塩泉で、浴中は肌がなめらかになるが浴後は乾燥するためスキンケアが必要でしょう。
皮膚のがさがさ、かゆみがとれるため、慢性の皮膚病に効果があります。
飲泉により痛風に効果があります。ただし、高血圧、腎臓病の人はあまり飲まないほうがよいでしょう。
pH7.5、ほぼ中性の温泉
食塩泉、芒硝泉、石膏泉の特徴を持ちます。
食塩泉の性質により温まるので、腰痛、神経痛、関節痛、四十肩や五十肩、冷え性には効果があります。
砂浴は、20から30kgの砂の重さによる圧迫に加えて、50℃の熱砂に含まれる蒸気によって蒸されるものです。
熱砂と蒸気による間接的加温なので、水と違って、50℃の高温浴が可能となります。
したがって普通の温浴よりも著しく血液の循環が促され、老廃物、疲労物質の排出が高まり、また、炎症や痛みを起こす科学的物質を洗い流すなどの効果が見られます。
砂浴は、神経痛、腰痛、関節痛、筋肉痛、リウマチ、脳卒中後遺症、交通障害後遺症などの痛みやこわばりを伴う疾患に有効です。
ただし、高血圧症、心臓や肺の機能が低下した状態、狭心症、不整脈、腎臓疾患で機能が低下した時期、熱などがでた急性の病気の場合は避けるべきでしょう。
また、なにか病気を持っている場合には、掛かりつけの医師へ相談するのが良いでしょう。
pH7.9の弱アルカリ性温泉
石膏泉、芒硝泉と食塩泉の特徴が強い温泉です。
カルシウムを多く含んでいるので、飲用可能であればカルシウムを摂取することができます。
また、鎮静作用があるため、痛みやかゆみを抑えられます。
pH7.5の弱アルカリ性
石膏泉、芒硝泉と食塩泉の特徴を持つ温泉です。
ナトリウムイオンと硫酸イオンなどを多く含んでおり、降圧作用があります。高血圧の人に良いでしょう。
pH8.3の弱アルカリ性温泉
飲泉により痛風に効果があります。
芒硝泉、石膏泉の特徴があり、飲泉によりカルシウムを摂取することができます。
また、痒みを止める作用があるため、皮膚病に効果があります。蕁麻疹にも有効でしょう。
| 源泉名 | 泉質 | 入浴効果 | 飲泉効果 |
|---|---|---|---|
| 湯本温泉(1) | ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉 | 皮膚病、蕁麻疹の改善 | 痛風の改善 |
| 湯川温泉(2) | ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉 | 降圧作用 | |
| 巣郷温泉 | ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉 | 慢性皮膚病の改善 | 痛風の改善 |
| 槻沢温泉 (砂ゆっこ) | ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉 | 腰痛、神経痛、関節痛、四十肩や五十肩、冷え性の改善 | |
| 錦秋湖温泉 (穴ゆっこ) | ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉 | 鎮静作用、痛み、痒みの改善 | |
| 川尻温泉 (ほっとゆだ) | ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉 | 降圧作用 | |
| 志賀来温泉 (沢内バーデン) | カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉 | 皮膚病、蕁麻疹の改善 | 痛風の改善 |
湯田温泉峡は、弱アルカリ性~アルカリ性の温泉であるため、浴後に肌が乾燥しやすい。女性など乾燥肌の人は乳液などでのスキンケアが必要になる。
| 1.ストレス解消 | ぬるめの湯で長湯をする |
| 2.肥満予防 | 数分の高温浴を2~3回繰り返す |
| 3.慢性消化器病 | 飲泉と入浴 |
| 4.動脈硬化・高血圧 | ぬるめの湯で長湯をする |
| 5.慢性婦人病 | 熱い湯で5分、ぬるめの湯なら15分 |
| 6.腰痛・四十肩 | ぬるめの湯で軽く患部を動かす |
| 7.神経・筋肉・関節痛 | ぬるめの湯で長湯をする |