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西和賀町は岩手県の西部に位置し、平成17年11月に湯田町と沢内村が合併し誕生した新しい町です。 合併によって、町の産業は農業従事者割合が増え、特に、米の生産と酪農への依存度が高くなりました。
湯田温泉峡の特産品である「牛乳・酪農製品」の消費拡大運動の一環として始められた"牛乳料理"が、西和賀町の新しい郷土料理として期待されています。
西和賀町では、旧湯田町で、昭和24年より酪農が始められ、昭和30年に湯田牛乳公社の原形であるミルクプラントが操業を開始し、昭和40年に地元資本による株式会社湯田牛乳公社が設立され、「低温殺菌法」牛乳を供給しています。 さらに昭和62年からは、乳製品や加工品、地場産品を直売する店舗を備えた農産物処理加工施設「結ハウス」が地域に根付いた経営をしています。 湯田温泉峡の旅館などでも、地元の牛乳・乳製品を取り入れた食事の提供を行っています。
凍み大根はその昔、クマや野ウサギの鍋料理に入れ、その味を一層引き立てたと言われています。 凍み大根の作り方は、寒の入りを待ち、生の大根の皮を剥いて2~4つに割り、それを縄にくくりつけ、雪に当たらず、風通しのよい軒下に吊るします。 大根は凍ったり解けたりを繰り返し、カラカラに乾燥したら出来上ります。 出来上がった凍み大根は、煮物などにも利用し、今でも懐かしい郷土の味として一般家庭でも作られています。
漬物と一口に言っても西和賀地域には様々な漬物があります。 有名なのは「大根の一本漬け」ですが、新鮮な魚介類を酢漬けにし、米と麹とを混ぜたもので挟みながら漬けるという「すし漬け」もあります。 これは、鰊、秋刀魚、蛸、鮭、烏賊といった魚介類を花びらをかたどった人参、菊の花、フノリ、山椒などで飾ったもので、昔は正月の伝統食として作られ、現在も慶事のときなどに作られることが多いです。